スカボロー・フィア Scarborough Fear 1914.12.16 |
このページは、以前に三脚檣掲示板で連載した「スカボロー・フィア」に連動して、写真や図面を掲載したものですが、掲示板運営会社が当該掲示板を閉鎖してしまったために、本文を読むことができなくなっています。
対象とした事件は、第一次大戦中の1914年12月に起きた、ドイツ艦隊によるイギリス本土への艦砲射撃に関する英独両海軍の行動ですが、全体を冊子として編集し、有償での配布を行いましたので、当分の間ここに本文が掲載されることはありません。
この時期、ビーティ提督の階級は、中将としているものと少将となっているものとが混在している。いくらか詳細な資料では、中将 vice-admiral として "acting" の語が付属している。
これはどうやら、正式な階級は少将で、複数の艦隊を指揮するために必要な中将の階級を与えるには少将としての経験 (必須先任年数) が不足しているため、みなし中将とでも言うような扱いだったらしい。
戦艦『キング・ジョージ五世』級・排水量:23,000トン、速力:21ノット、主砲:13.5インチ砲10門
『キング・ジョージ五世』 King George V、『エイジャックス』 Ajax、『センチュリオン』Centurion、
(『オーダシャス』 Audacious は1914年10月27日触雷沈没)
戦艦『オライオン』級・排水量:22,200トン、速力:21ノット、主砲:13.5インチ=343ミリ砲10門
『オライオン』 Orion、『モナーク』 Monarch、『コンカーラー』Conqueror、
(『サンダーラー』Thunderer は整備中で参加せず)
巡洋戦艦『ライオン』 Lion・排水量:26,270トン、速力:27ノット、主砲:13.5インチ砲8門
巡洋戦艦『クィーン・メリー』 Queen Mary・排水量:26,770トン、速力:27.5ノット、主砲:13.5インチ砲8門
巡洋戦艦『タイガー』 Tiger・排水量:28,430トン、速力:28ノット、主砲:13.5インチ砲8門
巡洋戦艦『ニュー・ジーランド』 New Zealand・排水量:18,500トン、速力:25ノット、主砲:12インチ=305ミリ砲8門
装甲巡洋艦『デヴォンシャー』級・排水量:10,850トン、速力:22ノット、7.5インチ=191ミリ砲4門、6インチ砲6門
『デヴォンシャー』 Devonshire、『アントリム』 Antrim、『アーガイル』 Argyll、『ロックスバラ』 Roxburgh
軽巡洋艦『ファルマス』 Falmouth・排水量:5,250トン、速力:25ノット、6インチ砲8門
軽巡洋艦『サウサンプトン』 Southampton・排水量:5,400トン、速力:25.5ノット、6インチ砲8門
軽巡洋艦『バーミンガム』級・排水量:5,440トン、速力:25.5ノット、6インチ砲9門
『バーミンガム』 Birmingham、『ノッティンガム』 Nottingham
駆逐艦 K 級・排水量:950トン前後、速力:31ノット、4インチ砲3門、21インチ=53センチ魚雷発射管2門
『リンクス』 Lynx、『アンバスケード』 Ambuscade、『ハーディ』 Hardy、『ユニティ』 Unity、『シャーク』 Shark、『アカスタ』 Acasta、『スピットファイア』 Spitfire
駆逐艦リヴァー級・排水量:550トン、速力:25.5ノット、3インチ砲4門、18インチ=45センチ魚雷発射管2門
『ドゥーン』 Doon、『ウェーブニー』 Waveney、『テスト』 Test、『モイ』 Moy
巡洋戦艦『デアフリンガー』 Derfflinger・排水量:26,180トン、速力:26.5ノット、主砲: 30.5センチ砲8門
巡洋戦艦『ザイドリッツ』 Seydlitz・排水量:24,594トン、速力:26.5ノット、主砲:28センチ砲10門
巡洋戦艦『モルトケ』 Moltke・排水量:22,616トン、速力:25.5ノット、主砲:28センチ砲10門
巡洋戦艦『フォン・デア・タン』 Von der Tann・排水量:19,370トン、速力:24.8ノット、主砲:28センチ砲8門
装甲巡洋艦『ブリュッヒェル』 Blucher・排水量:15,590トン、速力:24.25ノット、主砲:21センチ砲12門
装甲巡洋艦『ルーン』 Roon・排水量:10,104トン、速力:21ノット、主砲:21センチ砲4門、15センチ砲10門
装甲巡洋艦『プリンツ・アダルペルト』 Prinz Adalbert・排水量:9,719トン、速力:20.5ノット、主砲:21センチ砲4門、15センチ砲10門
軽巡洋艦『コールベルク』 Kolberg・排水量:4,362トン、速力:26ノット、10.5センチ砲12門
軽巡洋艦『マグデブルク』級・排水量:4,570トン、速力:27〜28ノット、10.5センチ砲12門
『シュトラルズント』 Stralsund、『シュトラスブルク』 Strassburg
軽巡洋艦『グラウデンツ』 Graudenz・排水量:4,912トン、速力:28ノット、10.5センチ砲12門
軽巡洋艦『ハンブルク』 Hamburg・排水量:3,278トン、速力:22.3ノット、10.5センチ砲10門
駆逐艦『V155』・排水量:691トン、速力:31ノット、8.8センチ砲2門、45センチ魚雷発射管3門
駆逐艦『G193』・排水量:810トン、速力:34ノット、8.8センチ砲2門、45センチ魚雷発射管3門
駆逐艦『S33』・排水量:971トン、速力:34ノット、8.8センチ砲3門、50センチ魚雷発射管6門
●参考文献
All The World Fighting Ships 1860-1905 / Conway Maritime Press
All The World Fighting Ships 1906-1921 / Conway Maritime Press
Battleships in Action / H. W. Wilson (1926) / Conway (1995)
German Warships 1815-1945 / Erich Groner / Conway
英国大艦隊 / 海軍元帥子爵ジェリコー / 水交社
大戦中の独大海艦隊 / フォン・シェーア / 水交社
欧州戦争・英国海軍戦史 / コルベー / 水交社
北海海戦史 / ドイツ海軍軍令部 / 海軍軍令部
世界の艦船 / 海人社
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