龍の尾をひとひねり 3
May we give the dragon's tail a damned good twist !


 このページは、現在「三脚檣掲示板・ファイティングトップ」で連載中の「龍の尾をひとひねり」に対応した、図面と写真のページです。本文をお読みになるにあたって、随時参照なさってください。




How to close

 ベイコン提督の案に基づく運河閉塞法

 2隻の廃貨物船を両側に抱いた巡洋艦は、後ろ向きに運河へ入っていく。貨物船の船尾側固定索を放し、ハの字に開くように引っ張ると貨物船は両側の壁付近に食い込むので、ここで船尾側を沈め、さらに船首を引っ張ると中央で重なり合うようになって運河が閉塞できるというわけだ。・・・上手くいけば。



Monitor Prince Rupert

12インチ砲を装備したモニターの『プリンス・ルパート』 Prince Rupert

 吃水線付近の特異な平面形状に注目されたい。これはバルジであり、触雷による沈没を避けるために幅広く造られている。波に対しても鈍感だが、速力は出ない。



floating pier

試作された浮桟橋の写真

 ほぼ真横から見ている。モニターが100メートル強、浮桟橋が167メートルの長さである。



floating pier

浮き桟橋の内側(1)

 2隻のモニターの間が離れているように見えるけれども、バルジのためにこれ以上寄れないだけで、間にあるのは緩衝材だけである。



floating pier

浮き桟橋の内側(2)

 人影があるので、ブルワークの高さがおよそ推測できる。手すり?の位置が90センチ、トップまで150センチと見ているのだが、もう少し低いかもしれない。



floating pier

接続中の浮桟橋(1)

 連結されたモニターの間に引き込み、取り付けようとしているところ。実際にどれだけの時間を要したのかは記録がない。



floating pier

接続中の浮桟橋(2)

 定位置へ収まる直前。すでに一部に海水が入っているように見えるのだが。



floating pier

3隻を固定する要領と浮桟橋上の配置

 どこに何を積むのか、事細かに書き込まれている。元図は大きく、モニターの艦尾から浮桟橋の先端までが一枚に描かれている。



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